西遊記 第1巻 「火の国」



今回の葛飾的ポイント

それぞれの役割
三蔵:お母さんなんだけど泣き虫さん
悟浄:しっかり者で気苦労の多い長男
八戒:優しくていじられる次男
悟空:わがままでお馬鹿な末っ子

で、どうでしょうか?

はじまりました、西遊記第1巻。楽しみにしてました西遊記第一巻。
うまくレポートが出来ればいいなと思ってます(^^

深き森の中、幻翼大王が現れて誘拐をした子供達相手に「ここにくる怖いもの知らずの者はここの国にはいない」と告げる。
そして錫杖の音を響かせながら三蔵ご一行様参上。
悟空が名前を名乗ると幻翼大王が構えを止めてしまい、そして悟空が如意棒を振り上げる所で・・・
波平さんのナレーションでオープニングへ。

ご一行様は砂漠の中を西へと歩いていた。
どれぐらい歩いていきとうとう悟空が倒れてぶーぶー言って「水はあるわけないでしょっ!好い加減、人の名前を覚えて下さい!!」「新入りに飲ませる水は無い!」って言われ、しまいには喧嘩をして勝った者が水を飲むというそんな弟子達のいがみ合いを見て、三蔵は残り少ない最後の水を砂漠に咲いてた花に上げる「あ゛〜!ありえね〜〜!」「最後の水だったんですよ!」「もう少し計画を立てて下さい!」と弟子達に攻められついには三蔵がぐすっぐすっと泣く寸前に。そんな三蔵の様子にいち早く気付き、急いでフォローをする悟浄と八戒。「あー!町が見えてきた!」とまだ見えないはずの町を言って何とか機嫌を直そうと必死な悟浄に対し、どこぉどこ??と本気になって探す悟空と八戒。

何とか町へ辿り着いたものの、焼け跡状態に驚くご一行様。悟空は食堂を見つけはしゃぎ、勝手に台所へ入って火事で焼けた焼き芋を見つけてはしゃいでる始末。
そんな悟空を見て「ああいう奴は真っ先に逃げますね」「どうしてあんな奴を弟子に入れたんですか?」「様子を見ましょう」と言ってるそばで花嫁と2人の男が乱入して3日も食べてないらしく悟空は怒って戦闘体制に「まずいですね・・・」「加勢した方が良いですか?」「いえ、まずいのはあの人達です」と追ってきた男2人の事を心配をする悟浄。案の定、男達は逃げて行き、弟子が止めるのも聞かずに残った花嫁さんに何があったのかと聞く三蔵。花嫁が顔を上げたとたんに手柄を取り合いをする八戒と悟浄。その後、父親らしき男性の顔を見て、三蔵が「・・・お師匠様!」と感動の再会を果たす。その横で踏み潰された焼き芋をホジホジしながら食べてる悟空。

夜、三蔵の師匠である仁丹の寺にてご馳走を食べながらの近況報告と昼間に起こった出来事を。
何でも牛魔王という妖怪が夜になると火の雨を降らして村を苦しめており、娘を生贄に差し出せと脅してるようで、それでしたら、私達が退治をして見せますと三蔵、悟浄、八戒そして悟空が武器を手にして・・・と思ったら、「如意棒が無い〜!」
翌日、三蔵が花嫁、弟子達が僧侶に変身をして迎えが来るのを待つ事に。如意棒が無い〜とぶつぶつ言っている悟空に説教をする三蔵。急にお腹が痛くなったのでお手洗いに向かう途中、娘と村を助ける為に牛魔王の手下に三蔵を引き渡すという話を聞いた悟空ですが、背後にいた手下に殴られてしまい・・・。
そんな事もつゆ知らず牛魔王の前に出される花嫁姿の三蔵。「ようこそ参られた花嫁・・・いや、三蔵」「!」正体がばれてた事に気付く二人の弟子。「その結婚、ちょっと待った!」と、危ない所で『ね○とん風ちょっ○待ったコール』叫ぶ悟空と悟空に縛り上げられた仁丹親子。「助けて下さい!」「自分の嫌な事を人に押し付けるな!」
しかし、如意棒が無いので本気が出せない悟空。三蔵を助けた代わりに娘が牛魔王側に捕まる始末。「退却だ!」

悟空が仁丹が師匠を売ったという話をするが信じないようすの三蔵達。そんな中、天界から老子という偉そうな仙人が現れ「悟空を破門せよ」
老子が去った後、悟空と三蔵は言い争っている内に錫杖に付いてた赤い糸の付いた鈴を踏んでしまう悟空を見て、「破門します」
それを聞いた悟空は懐から何かを出してそして見て「ナマカと言ったくせに!」と、三蔵のすぐそばにある柱に向かってそれを投げつけ去っていった。悟空の投げつけたそれ・小石を見て何かに気付く三蔵。

「ふーん、追い出されたんだ」火の雨が降る中、東屋に避難してた悟空はそこにいた凛凛という寺で働いていた女中に追い出された事を話してた。「あんたって悪そうだものね、お坊様についてくのは無理じゃないの?」「俺、500年も牢獄に閉じ込められててたけど、お師匠様が出してくれたんだ。最初は出られたら殴って逃げようかと思ったけど出来なかった」「え、どうして?」「手が・・・手が暖かかったんだ」「はぁ?」寂しい?と言われても寂しいが分からないと言い「だったら最初っからナマカって言うなよ」「それが寂しいって意味だよ」しかし、その横に荷物らしい物を見つけ中身を見ると高価そうなものと一緒に盗られたはずの如意棒があった。凛凛が泥棒という事に気付く悟空。
すたこらさっさとこの場から逃げる凛凛。
誰もいなくなった花果山に戻った悟空は不貞寝をする。

仁丹の娘を救出するために仁丹と共に牛魔王の元へ向かう三蔵達、しかしそれは三蔵を誘き出す罠で三蔵そして牛魔王に娘と村を助けるという条件で売り渡した仁丹・娘も牢獄の中に・・・。悟空が言った通り、自分が師匠に騙された事に気付く三蔵・・・。

悟浄と八戒は脱出をして花果山にいる悟空に助けを求める事に。だが突き放す悟空。「見損ないましたよ」「放っておけ、だがどうしてお師匠様の杖に3つの鈴が付いてるのは俺と八戒そしてこの壊れた鈴は悟空と俺達の無事を祈って鈴をつけたんだ、だが、この壊れた鈴はもう用なしだな」放り投げられた鈴を見る悟空。
そして、出会った頃を思いだす。

目の前に現れた三蔵にここから出せと言う悟空。
「あなたの心はこの小石のように冷たい、あなたには勇気が無い」「俺は強い!」「勇気とは誰かが嬉しい事は一緒に喜び、悲しい時は一緒に悲しむ他人を思いやる強気心の事です」と言い、小石を渡す。
小石を伝って三蔵の手の暖かさを知った悟空は「俺にも強い心を見つける事が出来るかな?」とここから出て弟子になりたいと言う。そして三蔵の力により脱出「お師匠様、天竺はどっちだ?」「西です」
そこへ悟浄と八戒がやって来て「この人達は仲間です」「ナマカ?」「そう、仲間です。大丈夫」「ナマカ・・・ダイジョウブ」


そして金斗雲で再び戻る悟空、その頃、先に戻った悟浄は妖術で三蔵の様子を見て戦略を立てようとしてた。「お師匠様を助け出すのに3割、3人とも助かるのはもっと低くなる」「だったら10倍以上頑張れば良いんです!」と八戒は走り出す。「10倍、10倍と・・・」荷物を片付けながら悟浄は呟く。

いよいよ、三蔵が食われようとした時に、「お師匠様、お師匠様」振り向くと、そこには牛魔王に変身をした悟空がいた。「俺を突き落として全力で出口へ走って下さい」「そんな、出来ません!」「大丈夫、大丈夫」とチリンと鈴を持たせる。突き落として出口へ向かう途中、振り向くとかまどから火柱が「悟空!」出口では助けに来た悟浄と八戒がやってきてその場から去っていった。「宴の準備は出来たか?」本物の牛魔王がやってくる、あんぐりする手下達。その横を一匹の虫が飛び去った。
必死に食堂まで逃げた三蔵達「悟空が!悟空が!」「悟空なら出て行きましたよ」「いいえ、助けに来てたんです」「お師匠様、悟空なら一緒にいますよ。ほら、お師匠様の背中に」見ると背中に牛魔王から飛び去った虫が引っ付いていた。そこから悟空が現れる。再開を喜ぶ一同「良かった、それでは逃げましょう!」逃げてどうする!」「絶対に許せねぇ!待ってろよ、牛野郎!」

とうとう腹が減って機嫌が悪くなり仁丹の娘を食らう事に。「人の怯えた顔がなによりのご馳走よ」
その時、錫杖の音が鳴り響き三蔵達が現れる。
「貴様、同じ妖怪でありながら人間に味方をする気か!」「ああ!人間は人間同士で騙したり弱くてちっぽけだ。だがな、人間にはなすげえものがあるんだよ。それは大切なものを守ろうとする強き心だ、強き心は岩よりもでっかくなるんだよ!さあ選べ!地獄へ行くか天国へ行くか?」
見事、仁丹親子を助け出し牛魔王に止めを刺そうとしたが「やめなさい、強き心は他人を傷つけるものではありません」「はいはいっと」

牛魔王達を連行する天界の役人達、「感謝しろよ」「この馬鹿を破門しなさいと言っておったのを聞こえなかったのか?」「聞こえませんでした、むしろ出来ません」「なぜじゃ?」「・・・ナマカだからです」「わけわからん」
「ありがとう、騙してすまなかった。」「泣くのはまだ早いですよ、娘さんの結婚式にとっておいて下さい」と、微笑む
その場から旅立つ三蔵ご一行。

「よーし、俺に続けー!」「何でお前について行かないといけないんだ!」「決まってるだろ、俺様が強いからだ!」
「あの人は反省をしてませんね、さっきまで破門された事を忘れてますよ」「お師匠様、今こそ観音様から頂いたアレを使うべきです」「ですが、そんな事をしていいのでしょうか?」「遅くなっては一大事ですよ」はあ・・・と言いながら、赤い包みを開くとそこには金色のわっかが。「これは一番強い奴がつける王冠だな」「遠からず近からずでしょうか・・・しかし」そうそう、それは強い者が着けるものだよ早速、頭にかぶる悟空「似合うかな?」うんうん、似合う似合う「これはキンコジと言ってですね・・・やっぱりこれはちょっと・・・」そこへ戦利品を担いでる凛凛がやって来た。
「あー!こいつは寺に忍び込んでた泥棒!」「見て見て、竜の爪よ♪牛魔王からたんまり頂いたわ」遣せと追いかける悟空「今です、ガツンとやるのです」「し、しかたありませんね」とお経を唱えると悟空が痛がり始めた。
「これは菩薩様から頂いた物でして、お経を唱えると締め出す効果があります。着けると外せなくなるのです」「最初っから言え!っていうか外せよ!」「いいえ、絶対に無理です」「まるで妖術みたいですね」「そうですね」「そうですねっじゃないだろ!」「大丈夫、大丈夫」「大丈夫じゃねぇよ」と、砂漠のど真ん中で笑い声が響く。

いよいよ第一回目を迎えました西遊記。
再び『西遊記』に出会えた事に感謝をしました。
ちょっと世間的には「こんなの、西遊記じゃない」と、言われるのが多いと思いますが、『月9も原作をも覆す西遊記』というらしく、新鮮な感じで見てました。
やっぱり、色々な所でぐぐっと来る所はありますね。
今までの月9と違うのは十分に感じました。
そして、次回は温泉の国でミッチーこと、及川光博さんが大王役で出てきます。
所で、どこで見つけたのですか?あの老子の役の人は?パプ○君に出てくるコ○ロくんに似すぎです(^^;;)
発見した事
悟空が覚えた言葉&学んだ事
気になる謎
これからは気をつける事

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