西遊記 第8巻 「時の国」


イラストは暫くお待ち下さい・・・

悟空の良い所(?)を探しに時の旅をしようツアー?

日頃の悟空の悪戯に頭に来た三蔵達は罰として大木に縛り付けて置いてけぼりにした。
近くの村に到着をした一行は村の異変に気が付く。人が止まったままでまるで時が止まったような状態だった。料理屋に入ってみてもお客も店員も止まったまま・・・そのうち三蔵達も止まってしまう・・・。そこに現れた一匹の妖怪が誰かに連絡をして三蔵を襲おうとしたが後から来た悟空が食い止めその妖怪に元に戻させて追い出す。元に戻った三蔵達は悟空の様子が変なのに気が付く。悟空は優しくて怖がりな性格になっていた。後から来た凛凛が言うには先ほど現れた妖怪・紅孩児によって時間を遡って悟空の肝っ玉を盗ったらしい。元に戻すには老子が持っている時間を移動する事が出来るキトキトの壷を使って紅孩児を捕まえて肝っ玉を取り戻せば良いと言う。
今の良い悟空が良いと元に戻すのは反対だと言う悟浄と八戒、だけど三蔵は前の悟空だって良い事をやっていたと説得し悟浄と八戒は渋々、老子を誘き出してキトキトの壷を強引に奪い借りて過去の者達に自分達の姿を見られないように姿を隠すローブを羽織って悟浄と八戒は過去へ遡る事に。
2人は花果山で悟空が閉じ込められてる所で悪戯をしたり、仁丹の寺にて気絶してる悟空に対し八戒のきっつい一発をかけて今までの鬱憤を晴らしながらも紅孩児を追っかけていた。
途中、過去の人達に見つかりかけて焦ったりもして砂の国の処刑の当日に紅孩児が肝っ玉を盗んだ所に出くわし逃げようとする紅孩児を追って悟浄が紅孩児の時間移動に巻き込まれて八戒は取り残される。
八戒は追っかけているうちに温泉の国で自分を煮え滾った湯に入れる原因を作った悟浄が悟空とじゃれ合ってる(本当は悟空の耳から如意棒を出そうとしていた)のを見て自分が大変な時に遊んでるなんて酷いと思い込み拗ねて寝てしまう。その頃、時間移動に巻き込まれた悟浄は紅蟻夫人の牢屋に閉じ込められていて八戒の助けを待っていた。
その頃、皆の帰りを待つ三蔵は今にも悟りを開きそうになっている悟空の姿を見て自分は悟空に頼りっぱなしだった事に気がつき、悟空がもしもの時に自分は何が出来るのであろうかと悩んでしまう。その時、紅孩児が三蔵をさらおうとやって来た。怯える悟空を見て置いてあった如意棒で悟空を守るように応戦をしようとする三蔵。だが、あっさり取り上げられて危ない所を戻ってきた凛凛に助けてもらう。紅孩児は凛凛の顔を見てどっかで見た事があるような?と言い出すが凛凛が皿を投げ出したのであえなく退散する。
八戒が目覚めると過去の八戒が悟空の励ましを受けている所に居合わせる。そう、悟空は悪戯をして皆を困らせる事もあるけど励ましてくれたりしていた事に気付き、見ないで捨てた春蓮の手紙を見てからお宝を探しにやって来た過去の凛凛にこの手紙を過去の自分に渡しておいてと頼んで過去の自分が妖泉魔王の所へ向かう後姿に応援をしながら自分も頑張ろうと、まずは悟浄と合流する為に時間移動をする。
悟浄と合流をして紅孩児を捕まえて元の時代に戻った2人だが、何と紅孩児は怯える悟空を人質にしたのだった。ピンチになる一同。急に悟浄はキトキトの壷を使って一人だけ時間移動をした。逃げたのかと思い込む八戒。
しかし急に紅孩児が倒れこんだ。背後には本来の暴れん坊な悟空と逃げ出したと思っていた悟浄がいた。実は悟浄は過去に戻って肝っ玉を盗られていない悟空を連れ出したのだ。
肝っ玉を取り返し現在の悟空も本来の性格に戻り、ステレオ放送並みの気迫に紅孩児は撃沈した。紅孩児が倒れたので止まっていた村の時間が動き出した。
老子によって時間のずれ補正をしてもらい紅孩児を連行してもらって一安心の一同。紅孩児は何かを思い出したが凛凛が老子に早く連行するようにとお願いをして追い出す。最後に老子が時間のシワ寄せが来ると警告するが・・・。
これで一安心と、さあここも旅立とうと思ったら、今度は三蔵の様子がおかしく勇ましくなっていた。

時をかけるカッパさんと子豚ちゃん

歴史は何をさせようと?(byドラマコンプレックス戦国自衛隊in関が原)・・・ってわけじゃないですが(^^;)
今までのお話を振り返ってますが、また新たな部分もありのお話でした。悟空の肝っ玉を取り戻しに過去へと旅だった悟浄と八戒が悟空の良い所を見ていく話でしたね。
肝っ玉を抜かれた悟空はほんとに良い子になってましたね、ほんとーに悟りを開きそうでしたよ(^^;)
お花と戯れたり木漏れ日に感激をしたりと・・・前回と同じように衝撃的な場面でした(遠い目)流石の老子も怯えてたし(笑)
総集編でありながら新たな場面がありましてとっても新鮮な気がしました。例えば三蔵&法師とか八戒のあの一発とか武傑が悟空の仲間意識に感心している所とか中でも肝っ玉を抜かれたまま子供の国で子供達の為に夜なべをしながら刺繍を頑張っててついうとうとした悟空を見て良い所あるんだよなぁと言い、悟空を寝かせてその間に刺繍を手伝って刺繍に嵌っていく2人とか、紅蟻夫人の牢屋に捕まった悟浄が紅孩児を追っかける八戒と自分を見て「え、俺?(−−;;)」って呟く所が面白かったり。
三蔵様も肝っ玉を抜かれた悟空を見て「私は悟空に頼りすぎていたかも」と、自分の不甲斐なさに気付き、三蔵を狙ってやってきた紅孩児に立ち向かう姿も良かったです。(ただし、すぐにピンチになりましたが(^^;))
悟浄の機転で過去の暴れん坊な悟空を連れ出してピンチを切り抜けたのが面白かったです。元に戻った現在の悟空と共に「「俺達は斉天大聖孫悟空様達だ!(ステレオ)」」と息の合った台詞を言った時は良かったです。ですが、悟空が2人も居ると後が大変ですよね(笑)
正体不明の凛凛ですが手がかりが見つかりましたね。紅孩児と顔見知りのようですね、言われるとまずいらしいですね。紅孩児が連絡を取っていた人も気になりますね。(もう10巻でわかりますが)
時間のしわ寄せが三蔵様に来まして逞しくなりました。ショックを受ける一同(笑)<バカ猿、河童に子豚って(^^;
しまいには自ら前戦に立つ勢いです(^^;)
悟空の観察日記
発見ポイント
気になる謎
これからは気をつける事

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